ずんちゃんはパステルカラーの遺伝子を持っていた!?

毛色を生み出す遺伝子のお話です。

「この子ちょっと毛の色が薄いわ~」なんていう猫さんがおうちにいませんか?
その猫さんは、「ダイリュート遺伝子」を持った子です。

なんだ?ダイリュートって・・・?
私も初めて聞いたときどんな遺伝子なんだろうと不思議に思いましたが、
ようは毛の色を「薄くする(Diluteダイリュート=薄める)」遺伝子ということです。

猫の毛色は基本色として、「黒」「赤」「白」の3色になります。
赤といっても、絵の具の赤ような真っ赤ではなく、茶トラちゃんのオレンジがかった茶色?を指します。

この3色がはっきりしているのが、いわゆる「三毛ちゃん」です。

遺伝子の組み合わせの話は、また別の機会にすることにして、「ダイリュート遺伝子」の話に戻りますね。

ダイリュート遺伝子は、大文字の「D」と小文字の「d」の2種類があります。
でも薄い毛色の子として生まれるのは遺伝子の組み合わせが「dd」のみです。

たとえば、父猫が「Dd」母猫が「Dd」の場合は、その仔猫は1つずつの遺伝子をもらいますので、「dd」の組み合わせになれば毛色は薄くなります。

でも父猫が「DD」、母猫が「Dd」の場合、「dd」が二つそろわないので、毛色の薄い子は生まれません。


このダイリュート遺伝子によって変わる毛色は、
レッド       → クリーム
ブラック      → ブルー
トーティー(サビ) → ブルークリーム

とこんな風に呼び方も変わります。
ブルーというのは、スカイブルーじゃないですよっ。グレーっぽい色というのかな?


ボランティアに行っている、アニエイにもダイリュート遺伝子を持っている子がいます。

先日「おうちの子にしてください!」とお願いしていたずんちゃんです。
ずんちゃんはちょっと縞模様が入っているので、タビーの遺伝子(A遺伝子)も持っていることになります。
(*タビー遺伝子に関してもまた別の機会にまとめたいと思います)

なので種類としては「クリームタビー」というのがずんちゃんの持っている遺伝子です。

むむむぅ~。
遺伝子の話ってややこしいし難しいし、説明するのはもっとやっかりだわ!

ここでずんちゃんの可愛い写真も紹介しちゃいますよ。
0920病室ずんくん
少し濃いめの色に写ってしまっているので、レッドのようにみえますが実際はクリーム色に近いです。
それにしてもなんという可愛さ・・・・。
この写真は昨年の9月20日撮ったものです。
もう1年以上も経ってますが、まだシェルター暮らしが続いています。
どんどん元気がなくなってきてしまって、ボラに行くたびに切なくなります。

これは今年1月24日撮影のものです。
コロッコロのずんちゃんですね。このまま転がしてみたくなります^^
’140124病室ずんくん
今はもっと痩せていますが元気です。
とても甘えん坊でおとなしくていい子なので、うちの子に!!と思われる方がいらしたら、ぜひともお願いいたします<(_ _)>



他にもアニエイにダイリュートの子はいるかな~と写真を探したらいましたーー!

カフェルームの仔猫「フリージアくん」クリームタビーですね。
’141017カフェルームフリージア
ちなみにフリージアの小さい時です(右)。風邪ひいていて目が可哀想なことになってました。
’140627ルーム2フリージアちゃん2



シェルター暮らしが長くなってしまっている「吉野ちゃん」この子は。。。ブルークリームかな?タビーもはいってますね。
’141003ルーム7吉野ちゃん



とてもひとが大好きで撫でるとすぐにお腹をだしてしまう「グレースちゃん」ブルーです。
’140926病室グレースちゃん1



「ちよたん」はダイリュートといっていいのだろうか。。。薄い色の部分と濃い部分があるけど。。。
ちよたんもシェルター暮らし長いです。だいぶ人なれしてきたので、おうちの子になったら環境によると思いますが、急に馴れるような気がします。
’140919ルーム7ちよたん2


ダイリュート遺伝子の話のつもりが、最後は「里親様~~!!」になってしまいました^^;

ちなみに、ダイリュート遺伝子は劣性遺伝子です。
劣性とはいっても別に劣っているわけではなく、ましてや猫さんの健康や性格に影響しているわけではまったくありません!!
優勢劣性とは、その遺伝子が強くでるか弱く出るか(あるいは隠れてしまうか)という違いなだけです。
そして、大文字「W」遺伝子があればその猫さんは全身白になるそうです。
(小文字「w」2つは色付き)


このほかにも、シルバー遺伝子とかアンドホワイト遺伝子などありますが、組み合わせがまさに無限で様々な毛色の猫ちゃんが誕生するわけですね。

知れば知るほど面白いけど、調べれば調べるほど難しくなって頭がこんがらがってきました(-_-;)

また整理がついたら他の遺伝子のことも取り上げようと思います。


4seasonsCat-M

*アニエイシェルターの猫達にぜひ会いに来てください! 
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猫にはやっぱり肉が必要

類は友を呼ぶで、私の友人や知り合いには猫好きびと達がたくさんいます。

すごく猫が大好きで家族同然というある知り合いは、ほとんど動物性のものを摂取しない食生活なのですが、自分の飼い猫にも動物性不使用のベジタブルドライキャットフードをあげているそうです。
その猫ちゃんは別に肉類のアレルギーではありません。
肉がだめならせめてお魚をあげたらどうかしら?と思いましたが、動物性不使用じゃないとダメなんだそうです。

でもね。。。。
人間はそれでいいかもしれませんが、猫はそれこそダメなんですよ。動物性不使用のごはんは。

なぜダメかということが、わかりやすく書いてあったので参考にさせていただきます(参考本は文末に紹介)

1。猫はタウリンというアミノ酸が必要
 これは盲目になるのを防ぐためには必須アミノ酸です。
 タウリンがないと、網膜は急速に衰え失明する恐れがあるのです。
 猫は、動物性蛋白質からしかこのタウリンというアミノ酸を摂取するしかありません。

2。動物性脂肪を摂取することが必要
  猫は、動物性脂肪を取り入れることによって、体内でその脂肪から必須脂肪酸を作りだします。
  植物油を脂肪酸に変えることができる動物はいるらしいのですが、猫はそれができません。
  よって、猫は動物性脂肪を食べることが必要となるのです。
  足りないとどうなるか。。。
  ・繁殖 ・血液凝固 ・細胞の生成  が困難になるそうです。

3。猫は植物からビタミンAをとることができない
  他の動物のようににんじんを食べることはできるけど(ただし与えるときはゆでて少量)、
  にんじんに含まれているカロティンをビタミンAに変えるための酵素をもっていません。
  ビタミンAを摂取するためには、肉食にするか栄養剤等の添加物でとることになります。
  
  と、ここで本には書いてなかったのですが、一つ疑問が。
  猫にビタミンAは必要なのか?  答えはYES。
  ビタミンAは成長促進、視覚の正常化、粘膜上皮細胞の保護、抗病性促進などの効果があるので、必要です。
  ただし!!猫はビタミンAを肝臓や腎臓に蓄えておくことができるため、過剰摂取は禁物です。
  特に添加物(サプリや栄養剤)で補給しなくてはならない状況では、十分な注意が必要です。 
  過剰摂取のリスクは、筋委縮や身体の痛みなどとなり、猫は特に中毒になりやすいそうです。
  だ・か・ら、動物性の食事によって適量な栄養をとることができるわけですね。
 

その後、色々調べて知り合いにも話をしてみました。
その方いわく、そのベジタブルキャットフードの中に必要なビタミンや栄養素が含まれていると言います。 
そして、ベジ以外の普通のキャットフードだって合成のビタミン等は添加されているでしょう?というのです。
まーそんなんですけど。。。。

そして自分が動物性を口にしない理由のひとつとして、「ほかのものが食べられるのにわざわざ殺傷して食べるのは可愛そうだから」。

私も実はお肉はほとんど食べません(魚は食べます)。
元々あまり肉は好きではなかったということと、食べる必要がない時まで食べることはできないという理由からです。

でもたとえば、寒い冬に寒い場所で作業していた時に、(私が肉食をしないことを知らない)友人が差し入れよ!と、肉まんを持ってきてくれたとします。
彼女も忙しく、そして疲れているはずなのに、わざわざ寒いだろうと買ってきてくれた肉まんを、私はありがたくいただきます。
もちろんその食材となった動物や植物に感謝の気持ちを込めて。。。。
旅行先などで、前もって肉料理を変えてもらうこともありますし、お断りしたり誰かに食べてもらえる時は、口にしませんが、絶対に食べないということはありません。

命をいただくというのは、肉だけでなく魚だけでなく植物においてもあるわけで、何かしらの命の犠牲の上に生は成り立っています。
だから人間のように「かわいそうだから」とか様々な理由で、肉の代わりに他の食物を選択できる動物はいいのですが、猫のように体内で変換するための酵素がない、さらに酵素がないため摂取してはいけないものがある動物もいるのだと、知っておく必要はあるかもしれません。

でも毎日生食をあげることも難しいし、もちろんお肉のアレルギーの子もいます。
それでも必要な栄養を適量与えてあげることが、一緒に暮らす人間の義務だと思います。
信頼できるキャットフードを選んだり、お魚が大丈夫な子にはお魚もあげたり、時々は手作りしたりと工夫しながら、猫の健康を守るためにも動物性の食を提供してあげなくてはと思います。


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*参考本 キャットウォッチング2 猫に超能力はあるか? 
 著:デズモンド・モリス / 写真:岩合光昭 / 訳:羽田節子

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猫を学ぶ 猫から学ぶ

猫と一緒に暮らしていく中で、猫のことをたくさん学んできました。

今は我が家の猫と、ボランティア先の猫さん達から様々なことを学んでいます。

猫と実際に触れ合うことでしかわからないこともたくさんあるものです。
でも、もっともっと猫についての知識も必要だなと感じています。

もしこのことを知っていたら、
・猫さん達に苦痛を与えずに済んだのに
・もっとストレスをなくすこともできたのに
・未病の段階でなおすことができたのに
・怖い思いをさせなくてすんだのに

とか、数えるときりがないくらいにたくさんのことができたのに、と思うのです。


知識ばかりが先だって、あたまでっかちになっても駄目なのはわかっています。
知識というのは経験の中で構築されていくことで、初めて役に立つものだと思うからです。

経験だけを積み重ねていくのもいいかもしれません。
でもその積み重ねの間に、ほんの少しでも知識があったらその経験はもっと安定し充実し厚みを帯びていくでしょう。
そうなることで、次にはそこには知恵が生まれます。

その知恵を、猫から学んだことの中で生かすことができれば、猫との関係をより深めていくことができるのではないだろうかと考えています。


いつも思うのだけど、猫さん達は私達人間のいうことはきっと全部わかっているのだろうと感じています。
でも私達人間は、わかっているつもりでいるときでさえ、本当のところはわかっていない。。。

動物と会話ができるという人もいるけど、少なくとも私はできないです。
なんとなくこんな風に思っているんじゃないかなとか、こんなことを感じているんじゃないかくらいです。

それでも少しでも猫さん達の気持ちや感情を理解したり感じたい。
それには、「経験」と「知識」と「知恵」が不可欠なのです。

あ、でもこれらは人生において、どんなことにでも必要なことかもしれませんね。


ということで(って前置きながっ!)、猫のことについて色々な形で学んでいこうと思います。

ねこ関連の本をたくさん読もうと思います。
猫に関する講座やセミナーがあったら是非とも参加してみたいと思います。
通信講座なるものも受けてみたい気もします。
猫を飼っている人達からそれぞれの猫さん達の話もとても勉強になると思います。


そんなこんなで得た知識を、ここで皆さんとシェアしていくのもいいな~ということで、
カテゴリに「ねこむつ学」を加えました。


参考になる本や話があったらぜひ教えていただきたいと思います。


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