マイクロチップについて

先日読売新聞の環境面に、マイクロチップの記事が載っていました(9月7日)。

最近、マイクロチップの話題が周辺であったため、興味を持って読みました。

お宅の猫ちゃんは、マイクロチップを装着していますか?
我が家の猫は、一匹は装着していますが、もう一匹は装着していません。


『マイクロチップって何?』
簡単にいえば、犬や猫などの身元を証明してあげるための、
皮下埋め込み型の個体識別用チップです。


『素材・形・大きさは?』
素材と形 : 外側が生体適合ガラスで完全に覆われている小さな筒状(この中に記憶装置が入っている)
大きさ   : 直径約2ミリ、長さ11~13ミリ(製造メーカーによって違う)


『装着の仕方』
専用の注射針にチップをセットし、動物の肩甲骨の中心または中心線よりやや左側の皮下へ埋め込む。
深さは5mmから1cm程度。


『装着費用は?』
チップ装着費用は4500円。
(病院によって違うかもしれませんので、確認してくださいませ<(_ _)>)


マイクロチップに記憶されているのは、15ケタの個体識別番号のみです。
この識別番号(販売元によっては9ケタの場合もある)と一緒に、ペットオーナーの情報(名前や住所など)・ペットの情報(名前や性別や特徴など)・チップを注入した獣医師の情報(獣医師名や病院名など)のデータを登録します。

たとえば、迷い犬や外猫を保護した時に、読み取り機を動物の身体に当てて番号を読み取り、その番号のデータ登録および管理している機関に問い合わせ、番号から飼い主情報などを引き出します。
その結果、飼い主がわかったり、外猫だと思っていた子が飼い猫だと知ることができたりします。

ただ、チップを埋め込むだけでは番号を照会しても飼い主はわかりません。
専用の登録用紙があるので、それに記入して登録機関にデータを登録管理してもらう必要があります。
登録にあたっては日本獣医師会への登録手数料(1,000円/頭)が必要です。

登録完了後、このような葉書が来ます。(これは我が家の猫の)
マイクロチップデータ登録完了通知書

ISO(国際標準化機構)規格のコード体系を使用しているため、世界で1つだけのID番号となります。
マイクロチップ登録
大事に管理しておかなくては。。。。
識別番号も別に保存管理しておくほうがいいかもしれませんね。


このマイクロチップは安全な身元証明の方法として、ヨーロッパやアメリカをはじめ世界中で使われており、チップ装着が義務付けられている国もあるということです。
国によっては、マイクロチップを装着していなければ、飛行機の搭乗や入国ができない場合もあるそうです。


マイクロチップのことを調べて気が付いたのですが、メリットばかりでデメリットに関しての情報がありません。

メリットはたくさんありました。
☆  迷子になってもリーダーで読み取れば、家族の元に帰ることができる
☆ 不幸にして、迷子中に交通事故などで死亡しても、連絡を取ることができる
☆ 首輪を外されても身分を証明できるので、盗難の防止に役立つ
☆ 災害時に身元確認ができる
☆ 不正な手段で入手した動物を販売できなくなりる
6. 猟犬に装着すれば、不正な狩猟を防止し、猟犬を捨てる事が出来なくなる
7. 虐待動物の経緯を調査する助けとなり、再発を防止できる
8. 捨て犬・捨て猫による不幸な動物が減り、公園などの環境衛生が良くなる
 
などなど。。。

ではデメリットは?
飼い主側の不安とかくらいしかみつかりませんでした。
異物を身体の中に埋め込むわけですから、不安になるのは当然です。
まだ普及してから歴史が浅いので、未知なる世界といってもおかしくないですから。

そこで、販売元へ問い合わせてみました。
日本国内では、4社から販売されています。
下記の回答は、我が家の子達がお世話になっている行きつけの病院も使っているメーカを扱う会社(共立商会)さんです。

質問: マイクロチップを埋め込んだことによって、身体への負担や障害はあるのか。
答え: これまで腫瘍形成、発がん性などの異常反応や障害の発生は報告されていないし、その心配はない。


質問: 耐用年数は? 生存中にチップが破損することはあるのか。
答え: 少なくとも30年程度は耐用できるようになっている。まだチップを埋め込んで30年以上たっていないので、そこから     先は不明。

質問: 複数個のチップが装着された場合、それぞれが干渉し合って番号が読み取れないことがあるのか。
答え: 干渉しあい読み取れないことはない。ただ、複数装着されていることを知らずにひとつだけしか読み取らなかったと     いうことは起きるかもしれない。

質問: 複数個のチップが装着されていることで、身体への負担や障害は起きないのか。
答え: そのようなことはない。心配は皆無。

質問: チップが体内で移動することはあるか?その際に、身体のどこにとどまっても心配はないのか。
答え: 移動することはある。ただ今のチップは移動防止キャップがついているので移動するとしてもわずか。
     たとえ、注入した場所から著しく動いたとしても、何ら問題はない。


質問: 一度装着したチップは取り出せるのか。
答え: 取り出すとしたら手術(切開)しかない。ただ、取り出すような状況はほとんどありえない。


そんなに優秀なマイクロチップなのに、日本での認知度や普及率はものすごく低いようです。
なぜでしょうね?

環境省では義務化の是非に向けた検討中だそうですが、整備されるべきことがきちんと整備されていない状況も気になります。

読売新聞の記事を読むと、データ管理を主にしているのはAIPO(*)であるけれど、ほかにもデータ管理をする団体が現れていて、それぞれの互換性が成り立っていないため、データが共有できないという問題もでてきているようです。
どこにわが子のデータが登録されているのか、飼い主も把握していないこともあるようなので、そのあたりも問題です。

そして、個人的にもうひとつ気になることが。。。。
チップを装着する病院は増えてきているのに、番号の読み取り機(リーダー)を所持していないところもあるようです。
これでは、装着した後の動作確認もできないことになります。
保護した子を連れて行っても番号の確認をしてもらえなければ、データ照会もできません。

これに関して、販売元にも尋ねてみましたが、チップとリーダーをセットで販売しているわけではないので、リーダーを購入するかどうかの判断は任せている、とのことでした。

環境省は推奨に力を入れる前に、きちんと現状を把握し、尚早にデータ管理の制度整備をすべきです。


我が家(4seasonscat M)では、保護団体から引き取った子はマイクロチップ装着済みですが、先住猫(♀)はまだ装着していません。
先住猫は首輪をしていないので(諸事情ありなのです)、マイクロチップを入れてもいいかな・・・と思っているのですが、家族はあまりよく思っていないので、今後災害などがあったときにどうしようかと思案中です。

個人的には、強く勧めることはありませんが、装着に関しての心配はあまりしなくてもいいのかな・・・と思っています。
もっと強く安全性等をアピールしてくれたら、飼い主側の意識も変わるかもしれませんね。


株式会社共立商会さんのHPには、マイクロチップのことやそのほか動物に関する様々な役に立つ情報を載せたサイトがあります。
また、マイクロチップ取扱い病院の一覧表もあります。(我が家行きつけの病院も載ってました)
参考になさってみてください。
(共立商会様、お忙しいところ丁寧にお答えくださりありがとうございました<(_ _)>)      


*AIPO(AIPO:Animal ID Promotion Organization )動物ID普及推進会議
(日本中医師会や日本動物愛護協会などにより構成)
データはAIPOで管理されている。
AIPO事務局
〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1西館23F
公益社団法人 日本獣医師会
TEL:03-3475-1695
(マイクロチップ専用窓口)


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